カレントディレクトリの初期値を設定してコマンドプロンプトを起動する
Windowsでコマンドプロンプトを起動すると、カレントディレクトリの初期値が「C:\」や「C:\Windows\system32」になっていたりと、結局はcdコマンドでカレントディレクトリを変更してから作業開始することがありますよね。
コマンドプロンプト起動時は下の画像の状態となってしまいます。
これが地味にわずらわしいのでコマンドプロンプトを起動時、カレントディレクトリの初期値を指定したディレクトリとする方法を2つ書いていきます。
カレントディレクトリの初期値を設定してコマンドプロンプトを起動する
方法1は何度も使用したい場合に便利です。
方法2は単発で起動したい場合に便利です。
方法1:ショートカットを作って起動する
1.エクスプローラで任意の場所に移動 ( ここではD:\devtool\bat ) し、右クリックから「新規作成」-「ショートカット」をクリックします。
2.「項目の場所を入力してください」に「cmd」を入力し、「次へ」をクリックします。
3.任意のショートカット名を入力し、「完了」をクリックします。
4.ショートカットが作成されました。この状態でショートカットからコマンドプロンプトを起動しても…?
5.カレントディレクトリが「C:\Windows\system32」となってしまっています。これを変更します。
6.作成したショートカットで右クリック、「プロパティ」をクリックします。
7.作業フォルダーに初期のカレントディレクトリとしたいフォルダを入力 ( ここではD:\devtool\bat ) してOKボタンをクリックします。
8.再度、ショートカットからコマンドプロンプトを起動すると無事、カレントディレクトリが設定した値になりました。
方法2:エクスプローラから起動する
1.カレントディレクトリの初期値としたいフォルダをエクスプローラで開いて、アドレスバーに「cmd」と入力後、エンターキーを押します。 ( これだけ )
2.コマンドプロンプトが起動され、カレントディレクトリの初期値が開いていたエクスプローラのフォルダとなっています。
単発でやる場合、こちらのほうが全然楽ですね。
以上となります。
ここまでお読みいただきありがとうございました。